特定非営利活動法人 玉野SDGsみらいづくりセンター
日記

【コーディネーター日記】玉野高校。バトンが、また渡された。

2026年7月28日西田井祐也|社会教育士2分で読めます

10月開催予定の「エジソン」に向けて、今年度も準備が動き出した。
7月、新しいメンバーが挨拶に来てくれた。


「エジソン」の面白いところは、企画・運営を2年生の「エジソン実行委員会」が担うこと。先輩から後輩へ、場のつくり方ごとバトンが渡されていく仕組みだ。今年度の新メンバーは、緊張した面持ちで挨拶に来た。でもその奥に、ちゃんと「やってやろう」という顔が見えた。


このバトンリレー、実はよくできた仕組みだと思う。大人が「教える」んじゃなくて、去年の生徒が今年の生徒に「渡す」。その方が、圧倒的に自分ごとになる。教わったことより、託されたことの方が、人は本気になる。

生徒たちが手づくりで進める活動には、外からは見えない思いやストーリーがたくさん詰まっている。BGMひとつ、グループ分けひとつにも、彼らなりの意図がある。それを知っているからこそ、もったいないと思う瞬間がある。「頑張っている過程」が、意外と誰にも見られていないのだ。

だから今回、その過程をちゃんと広報として発信していきたいと学校に提案した。完成した当日の華やかさだけじゃなく、準備でぶつかったり、悩んだりする姿ごと届けたい。


コーディネーターの役割のひとつは、こうして「見えていない頑張り」に光を当てることなんだと思う。生徒本人たちは、たぶんそれを「発信するもの」だとは思っていない。でも周りの中学生や保護者からすれば、そこにこそ一番リアルな学校の姿がある。

バトンは渡った。あとは、その過程をどう見せていくか。まだ形は決まっていないけれど、いい問いだと思っている。


玉野高校・玉野商工高校 コーディネーター 西田井祐也

西

西田井祐也|社会教育士