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学びを、考える2026.09.12

【第3回】長文の行政資料や補助金ガイドも怖くない!一目伝わる「図解・マインドマップ化」

西田井祐也副理事長/地域学校連携コーディネーター・社会教育士読了 5


はじめに:なぜ地域の書類はあんなに難解で長いのか?

地域活動やNPOの現場で、誰もが一度は頭を抱えるのが「行政から届く書類や補助金の募集要綱の難解さ」です。

  • 「10ページ以上ある『地域コミュニティ活性化補助金』の要綱、読むだけで日が暮れてしまう…」
  • 「役員会で共有したいけれど、文章のまま見せても誰も読んでくれない」
  • 「対象となる条件や提出期限がどこに書いてあるのか一目で分からない」

高齢化が進む地域では、目も疲れやすく、活字ばかりの長文資料に対する苦手意識を持つ方が少なくありません。結果として、せっかくの便利な制度や補助金の申請を諦めてしまったり、理解の食い違いから手続きに不備が発生したりすることがあります。

第3回となる今回は、NotebookLMの大きな強みである「ワンクリックでの視覚化・図解化機能」をご紹介します。文字だらけの長文資料を、一瞬で「マインドマップ」や「1枚の美しい図解(インフォグラフィック)」に変え、誰でも直感的に理解できる資料に変換するテクニックを学びましょう。

1. 文章を読む時代から「図で見る」時代へ!NotebookLMの2大図解機能

NotebookLMには、アップロードした資料の要点を解析し、自動でビジュアル化してくれる強力なスタジオ機能が搭載されています。中でも地域活動で特に役立つのが以下の2つです。

機能①:情報の全体像とつながりを整理する「マインドマップ」

マインドマップとは、中心となるテーマから樹木が枝分かれするように情報を整理した図のことです。

NotebookLMの「マインドマップ」機能を使うと、数十ページのPDFファイルであっても、「主要なテーマ > カテゴリ > 具体的な詳細」という構造を自動で組み立ててくれます。

【ここが凄い!】直感的に操作できるインタラクティブ機能 通常の画像としてのマインドマップと違い、NotebookLMのマインドマップはクリックして深掘りができます。 例えば「対象事業」という枝をクリックすると、その項目に関する詳しい解説をチャット欄で即座にAIが教えてくれます。全体像を把握した上で、気になる部分だけを掘り下げて確認できるため、長文を読むストレスが激減します。

機能②:1枚のポスターのようにまとめる「インフォグラフィック」

インフォグラフィックとは、イラストやアイコン、グラフィックを用いて情報を分かりやすく解説した画像のことです。

NotebookLMでは、最新の画像生成技術(Nano Banana Proなど)が内部で動作しており、資料の内容を読み取って「プロが作ったポスターのような1枚の図解」を自動作成してくれます。

  • 役員会での配布資料に
  • 地域住民向けの案内ポスターのアイデアに
  • 回覧板に添える「概要まとめ」に

文字を読むのが億劫な方でも、色鮮やかな図解を見せることで「要するにこういうことね!」が一瞬で伝わるようになります。

2. 【実践】補助金要綱をワンクリックで図解化する手順

それでは、実際の操作手順を解説します。今回は例として『令和8年度 地域の居場所づくり補助金 募集要綱』というダミーのPDF資料を使って進めます。

ステップ1:資料(PDF)をNotebookLMに読み込ませる

  1. NotebookLMを開き、新しいノートを作成します。
  2. 対象の補助金要綱(PDFファイルやWebサイトのURL)を「ソースを追加」からアップロードします。
  3. 読み込みが完了すると、AIが資料全体を自動的に読み取ります。

ステップ2:「マインドマップ」を作成する

  1. 画面右側にある「スタジオ」パネルを開きます。
  2. 表示されているボタンの中から「マインドマップ」をクリックします。
  3. わずか数秒〜十数秒で、補助金要綱の全体像が枝分かれした樹形図として画面に広がります。

【マインドマップの活用法】 「補助対象者」「対象経費」「申請スケジュール」「注意点」といった重要な項目が一目で俯瞰できます。気になる枝をクリックすれば、チャット側で具体的な金額や条件の解説が始まります。

ステップ3:「インフォグラフィック」を作成する

  1. 同じく「スタジオ」パネル内から「インフォグラフィック」をクリックします。
  2. デザインのスタイル(プロフェッショナル、スケッチ風、アニメ風など)を選びます。
  3. 作成ボタンを押すと、1分ほどで資料の要点を凝縮した1枚の画像が生成されます。

生成された画像はダウンロードできるため、印刷して回覧板に入れたり、役員会の会議資料にそのまま貼り付けて利用することが可能です。

3. 地域活動が劇的に変わる!図解化の具体例

この図解化機能を活用することで、地域の様々なシーンで「伝わらないストレス」が解消されます。

事例A:防災計画の「避難手順」を図解化

自治体の分厚い「地域防災計画」をインフォグラフィック化することで、「地震発生時の初動」「要支援者の搬送手順」「持ち出し品リスト」がイラスト付きの1枚絵になり、各家庭に配る防災チラシとしてそのまま活用できます。

事例B:自治会費・集会所利用規則の改定案の共有

規則の変更点や新旧対照表をマインドマップ化することで、「何がどう変わったのか」「自分たちにどんな影響があるのか」を住民総会で分かりやすく提示できます。

4. 【動画で確認】文章から一瞬で図解が広がる感動体験!

(ここに30秒〜1分程度のショート動画を挿入)

【動画の内容イメージ】

  1. 文字ばかりの難解なPDF資料をアップロード。
  2. 右側の「マインドマップ」ボタンを押すと、中央に綺麗なマインドマップが自動展開される様子。
  3. マインドマップの「申請期限」をクリックすると、チャット欄に具体的な日付と提出先が自動表示される。 Caption: 「ボタン1つで難解な文章がクリアな図に!気になる部分はクリックして深掘りできます。」

まとめと次回予告

文字だけの資料は、読む人を選ぶハードルになってしまいます。NotebookLMを使えば、専門的なデザインソフトや難しいプログラミングを使わなくても、「誰でも・一瞬で・分かりやすい図解」を作ることができます。

地域の役員会や住民説明会で「これ、すごく分かりやすいね!」と喜んでもらえる資料作りに、ぜひ活用してみてください。

次回(第4回)は、目からウロコの先進機能!「地域の聞き書き(昔話)や会議の録音を、男女2人のAIが楽しく語り合う『ラジオ番組(ポッドキャスト)』に自動変換する方法」をご紹介します。お楽しみに!

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西田井祐也

副理事長/地域学校連携コーディネーター・社会教育士

市民・団体・企業・行政をつなぎ、相談・伴走・情報発信で地域の活動を支えています。

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